2023/03/24 23:27

ワインのように日本茶を楽しむ文化が始まっています。

 

例えばこんな記事。

 

「“ティーペアリング”という、コースメニューの新たな地平」

 

ティーペアリング(tea pairing)とは、日本茶をベースとし 緑茶の旨味成分を料理との旨味成分と融合し. 理論的な調和を齎らす新たな茶文化のスタイル。

 

料理と飲料、口に入れると二つの物質が同一であると脳が錯覚し、幸せなマリアージュをもたらします。

 

 とりわけ効果が著しい組み合わせが抹茶とレモン。

 

抹茶には「リモネン」と言うレモンに代表される柑橘の香りが含まれており、それぞれが組み合わさることでえも言われぬ相乗効果が生み出されます。

 

これをティーペアリングで楽しむのにぴったりなのが、もみじまんじゅうの老舗「藤い屋」の『淡雪花』。

 

レモン羹に広島産大長レモンの果汁を、それをはさむふわっとしたギモーヴ(フルーツピューレにゼラチンを加え、泡立ててかためたお菓子)には果汁と果皮を使用。

 

淡雪花を噛み締めたその瞬間に抹茶を口にすると。

 

レモンの香りを包み込むように一気に花開く青々しい香りは、季節を選ぶことがありません。

 

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藤い屋 HP